赤十字が取り組んでいること

赤十字の活動は国際的に行われています。日本赤十字は、差別なく一人ひとりの生命を大切にし、心身の苦痛から救いの手を差し伸べる支援活動を行っています。日本赤十字では140年に渡って活動しており、世界192カ国でも100年以上赤十字の活動が続けられています。変わり続ける経済情勢、地球温暖化が進む中での環境問題など、日々新たな深刻な問題に向き合っています。主に災害が起きた被災地での救済や、災害に備えた医療の提供のための看護師や医師の技術向上の訓練、献血事業、募金、ボランティア活動を行っています。

献血は全国に献血ルームがあり、毎日受付をしています。16歳から69歳まで、幅広い年代の人々が世界に貢献できる環境が整っています。募金や寄付の方法は、現金のみならず、クレジットカードやインターネット、アプリなどから、少しずつ自分の始めやすい方法で選ぶことができます。

ボランティア活動は、全国に2915もの団体があり、119万人の人が参加しています。研修などの仲間と交流する機会や、国外のキャンプや会議に参加できる機会もあったりと、全国の仲間、世界の仲間とも赤十字を通じて、新しい出会いの輪が広がる可能性が広がっています。活動する場所や内容は、全国様々です。赤十字施設の中での個人でボランティアを行っている人は、日頃から防災訓練に参加したり、災害時の安否調査や施設の運営などに携わったりしています。ボランティアは各都道府県で募集されています。